昔、八幡書店で購入したものですが、現在、同書店で本商品の取り扱いはないようです。「額装　開運　五嶽真形図」という商品名も、私が仮に付けた名称で、八幡書店で、昔、何という商品名で販売していたか思い出せません。ですので、大宮先生の著書を所持している層の中でも、本品を所持している方は古くからの一部の支持者だけでしょう。

　本商品は、額縁に入れられた五嶽真形図で、大宮司朗先生が修法を施したものです。八幡書店の五嶽符関連の説明では、「五嶽符を本当に効果のある護符として賦活するためには、相応の道統と霊力霊格のある方による入魂結縁修法が必要でありますが、現在では大宮司朗先生以外にこれを修することのできる方はおられません」とあります。

　五嶽真形図は、多種類ある霊符の中でも最も有名なものですが、いくつものバリエーションが今日まで伝承されています。本商品に使用されている五嶽真形図は、著名な江戸時代の国学者・神道家である平田篤胤先生が伝えたものが用いられています。

　サイズは、大体、縦横が５０×４２ｃｍ程度で、厚さが３～４ｃｍ程度です。経年変化だと思いますが、符自体の朱色が購入した時より若干薄くなったように思います。

　五岳符の５つの符は、それぞれご利益が異なり、５つ揃って総合的に除災招福が実現できますが、各符のそれぞれのご利益を以下に示します。

　・東嶽符：寿命延長、立身出世、栄達
　・南嶽符：息災安全、禍難消除、病気恢復、方災消除
　・中嶽符：愛敬人気向上、地災消除、家内安全
　・西嶽符：金銀財宝、富貴栄華、芸能・芸道での成功
　・北嶽符：怨敵退散、無病長命、竜神守護、水難消除

　本商品は、棚に立て掛けたり、壁に釣ったりして祀り、除災・招福を願うものです。神棚のような清浄な場所に安置するのもよいでしょう。

　最もお奨めの用い方は、外出の際は、八幡書店で販売している「開運五岳符」というお守りを所持し、自宅では、本商品をお祀りするという方法です。五岳符の除災・招福の効果を最も享受できる手段ではないかと信じます。